お客がドカンとやって来る売れる企画の作り方 [by 竹内 謙礼 (著)
お客がドカンとやって来る売れる企画の作り方 竹内 謙礼 日本経済新聞社出版局 2007-01 posted at 2007/03/01 |
★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
『お客をドッと呼ぶとは?』
企画のたて方から仕組み作りが始まります。
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
☆気になったキーワード
『単純明快』 『5種類しかない』
『お得感』 『線で考える』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
『売れる仕組みを考えるには?』
仕組みがないと途中で破綻します。
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『設備投資を企画力で補う』
▼『売れる企画は5種類』
▼『伝達力最大を考える』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『設備投資を企画力で補う』
さて、企画を考えるに当たって
その、目的・条件はなんだか把握していますか?
こう聞くと「あたりまえだろ!」というつっこみがはいりそうですが
実は・・・残念ながらこの2つが抜け落ちてしまっている
企画が結構あります。
「シンプル」に考えましょう。
ビジネスで結果を出していくためには
2つの方法があるのではないかと、まるるちゃんは思っています。
その一つが「設備投資」。
ビジネスの収益はそのビジネスの規模が大きくなれば
当然大きくなっていきますから
設備に投資していくことは、結果を大きくするための
一つの手段です。
そして、もう一つが「企画力」。
実は・・・こちらの方が難しいけれどもシンプルな方法なのです。
というのは・・・・
「ビジネスの結果」=「企画力」×「規模」
という公式は実はある一定の範囲で成り立つと思うのです。
規模が小さくても、それを補うだけの企画力が
あれば、結果を出すことができます。
設備投資には確実に膨大な資金がかかりますが
企画力はその投資をなくすことが出来る可能性がある
つまり「最大の経費節減」をすることが出来る場合があるのです。
特にまるるちゃんを初めとするスモールビジネスの場合
投資によって設備を拡大するリスクを負うよりは
絶対的に「企画力」を高めるべき。
うまくいってから始めて「設備投資」を行うというのが
スマートな流れです。
これをまず把握しましょう。
- – – – – – – – – – – – – – – – – –
▼『売れる企画は5種類』
さて、本著の中で竹内さんは
売れる企画は5種類しかないとおっしゃっています。
まず、その5つを列挙してみると
基本戦略
1)モノを売る
2)人を集める
ブランディング戦略
3)マスコミ連動型
4)認知度を高める
という4つがあり、その4つをすべて内包するのが
5)新商品を考える
となります。
すべてのものを今回の【エンビジ】で取り上げるには
全然誌面が足りないので、今日取り上げたいのは
1)と2)。
企画を考える際に、この1)と2)を混同してしまっている
場合がとっても多いと竹内さんはおっしゃいます。
たしかに、1)と2)は単独で考えるべきモノではなく
セットで考えなくてはいけません。
でも・・・そのときに「混同してはいけない」と
いうことなのです。
「何を」「どうやって」売るか?
+
「誰を」「どうやって」集めるか?
これは全く別のモノであるということです。
まるるちゃんが思いついた例は、
無料ゲームサイトのビジネスモデル。
ハンゲームなどが有名ですよね。
これらのゲームサイトは、ゲームを無料で提供していますから
集まってくる人に対して何か直接的に売るモデルではありません。
「どうやって集めるのか?」というのがゲームの無料提供
という考え方ですね。
しかしながら、ここに別途お金を払ってでも
何か情報提供=つまり広告をだしたいというユーザーがいれば
人が集まっている場を提供することで、キャッシュが発生します。
これが「何を売る」という部分。
片方がかけていても成立しませんから、両方を
セットにしてはいけません。
でも、全く別個のモノとして考えてもイケナイ。
このことはちゃんと頭に入れないといけませんね。
- – – – – – – – – – – – – – – – – –
▼『伝達力最大を考える』
さて、売れる企画を考えていく場合に
もっとも注意することがあるんです。
それは・・・
「伝達力を最大にすることを考える」こと。
伝わらないモノは存在していないことと同じである
という言葉があります。
私たちにとっても、知らないことは
存在していないのと同義ですよね?
ということは売れるためには知ってもらわないといけませんから
いかにして伝達力を高めるか?というところに
腐心しないといけないわけです。
そのためには・・・、まずは実現の可能性は抜きにして
自分の頭の中に、
「伝達力最大」をイメージします。
こうすれば、高まる、あれもおもしろいなどなど。
そこから、実現可能なイベントを構築していく形で
進めていくのです。
この形で進めないと、どうしても後で
「ここはこうしておけばよかった」という事が出てきます。
もちろん、イメージできなかったことが後から
わかってそうなってしまうということもありますが
できるだけ「最大」をイメージしておけば
後から後悔することも減りますからね。
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
『伝達力最大を考える』
どのようにして「かけ算」を高めていくのか
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
ビジネスの成果は足し算ではなく「かけ算」で
得られるモノであると言われています。
他の要素を一生懸命高めても
どこか一つの要素がマイナスであれば
全体の成果はマイナスになってしまうように。
でもそんなマイナス面ばかりではなく
ひとつひとつの要素を「ほんの少し」づつでもカイゼンできれば
トータルとして得られる成果は、かけ算の効果で
めっちゃ大きくなるともいえますよね。
だからこそ、やることがたくさんあって楽しい(笑)
とも言えますし、もし自分が好きじゃないことに取り組んでいる
としたら・・・「嫌になる」のかもしれません。
まるるちゃんの場合、幸せなことに
仕事が趣味みたいに活動していますから
いろんな事をするのがとっても楽しいです。
【エンビジ】を書くために本を読みますが
活字を追っかけるのが大好きですから、全然苦になってないですからね♪
幸せなことに感謝です~!
関連記事:
マーケティングの関連記事
- 「欲望」のマーケティング [by 山本 由樹 (著)]
- 売り方は類人猿が知っている [by ルディー 和子(著)]
- ウサギくんと少年ルッコラのマーケティングの物語 50年後も変わらない、売れるモノをつくる10の基本[by 小川 亮(著) ]
- 口コミ繁盛店のつくり方 [by 花谷 博幸 (著) ]
- 利益を生み出す逆転発想 [by 川合善大 (著) ]
- デフレの正体 経済は「人口の波」で動く [by 藻谷 浩介 (著) ]
- クラッシュ・マーケティング [by ジェイ・エイブラハム (著), 金森 重樹 (翻訳) ]
- 0円販促を成功させる5つの法則 [by 米満 和彦 (著)]
- 世界一利益に直結する「ウラ」経営学 [by 日垣 隆 (著), 岡本 吏郎 (著)]
- 視覚マーケティングのススメ [by ウジ トモコ (著)]
- 売れる21の法則 [by 村山 涼一 (著)]
- お客様は「えこひいき」しなさい ! [by 高田 靖久 (著)]
- おみくじの原価は1円! 時代を超えて生き残るビジネス [by 金子 哲雄 (著)]
- 視聴率の怪物王東順の企画の王道 [by 王 東順 (著), 品川 裕香 (著)]
- 殿様ブランディングで売れる・儲かる [by ボブ 田中 (著)]
- 高くても飛ぶように売れる客単価アップの法則―「安くなければ売れない」は間違いです [by 村松 達夫 (著)]
- 通販ビジネスはなぜ資金(おかね)がないほど成功するのか [by 北野 泰良 (著)]
- 1000人のマーケットで1億稼ぐ! [by 松尾 昭仁 / 川島 康平 (著)
- 小さな会社のできる社長! [by 羽山 直臣 (著)
- デリヘルの経済学―すべてのビジネスに応用できる究極のマーケティングノウハウ極秘公開! [by モリ コウスケ (著)