売れる21の法則 [by 村山 涼一 (著)]
売れる21の法則 村山 涼一 中経出版 2008-02 posted at 2008/05/19 |
★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
『いろんな事例を知りたい』
応用できる「種」です
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☆気になったキーワード
『未完成』 『新カテゴリー』
『手間はぶき』 『常連』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
『売れる法則でできそうなものは?』
すべてをゼロから作るのは大変です
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☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『完成させすぎないこと』
▼『かんたんにできる非常識?』
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▼『完成させすぎないこと』
商品やサービスを提供するとき
「これ以上のモノはない!」と完成度を高めたい!
という気持ちを持つのは、商売人としては
「誠実」であるといえます。
お客様に対して、不完全なものを提供したくない!
そんな思いを持つ誠実さですからね。
ところが・・・実はその100%の完成度合いを
達成してしまうと、売れなくなってしまうものがあります。
たとえば、ジグソーパズル。
パズルが組み上がって完成して、のり付けまでされてしまっていた
としたら・・・・
買いませんよね?(笑)
そして、プラモデル。
できあがっているものをほしい人もいるかもしれませんが
多くの人は、イチから自分で組み立てていく喜びを
楽しみますから、完成しているガンダムよりも
パーツで購入するはず。
そうです。そんな風にお客さんの手によって
完成させるための「余地」を未完成の形で
残している商品やサービスは売れる!というのです。
ゼロからすべてを作り上げることはしんどいですから
なかなか手を付ける人は少ないですが
未完成にして最後をお客様の手によって完成させることで
「オリジナリティを感じる」
↓
【愛着がわく】
となるからですね。
そのオリジナリティを、完成度高い形で提供する
それが「未完成」なサービスの秘訣かもしれません。
- – – – – – – – – – – – – – – – – –
▼『かんたんにできる非常識?』
著者の村山さんが、ヒット商品やサービスの傾向を分析してみると
こんな傾向があるとおっしゃいます。
・意外と成熟市場に属するものが多い
・「コンセプトのよさ」でヒットしている
・「常識を破る強烈なインパクト」がウケている
あたりまえだ!と思っていたこと
これを強烈にブレイクすることを考えついてしまうと
それだけでヒットの素地が生まれているといえるのですね。
マクドナルドに行くと当たり前にある「ハンバーガー」
そして従来から、たくさん食べたい人向けに
存在していた「ビックマック」
ところが・・・ここにたくさんのパティ(お肉)を
挟み込んだ、「メガマック」が登場したら・・・
最近の健康ブームやメタボ対策に真っ向から反する(笑)
このインパクトは非常に大きいです。
私、個人としてはそれほど魅力を感じませんでしたが
世の中的には、かなり話のネタになりましたよね。
でも、実際には、やったことと言えば
パンの間に挟む肉の枚数を増やすこと。
#詳しくは確認していないので違っていたらごめんなさい。
「バカだなー」と思われるようなことが
楽しいコンセプトになる!という見本のようなモノですね。
では、いま自分がいるビジネス領域において
どんな「非常識」をみいだせるでしょうか?
それは、簡単なところからとれば「数」であったり
提供される「費用対効果」であるかもしれません。
でも、この数字でおっかけると・・・
多くの場合には、利益率を削る方向に進んでしまいます。
すると・・・マーケットが成長期であれば
低下した利益率を顧客数で補うことができますが
タイミングをはずすと、単に苦しくなるだけで
終わってしまうこともしばしば。
となると、それ以外の方法は・・・と思ったときに
「異業種からのネタ探し」ではないかと思うのです。
自分の業界では当たり前ではないことが
他業種では当たり前のコトって結構ありません?
他の業種で当たり前にできるということは・・・
オペレーションコストがそんなに高くなることなく
実現できる可能性があるということですから、
導入できる可能性があるということだとは思いませんか??
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
『ヒネリをたくさん加えることで、非常識を演出する』
他の業界で当たり前のことも、非常識になりえるから
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インターネットの世界で活動をしていると
他の業界と大きく異なるなーと思うのは
他の人のマネをする人がとっても多いことw
です。
デジタルデータで提供されているコンテンツが多いから
コピーが簡単であったり
同じサービスを始めようとするときに、
ライバルサイトのWEBページのソースをそのままコピーして
自分のページとして掲載してしまう人がいたりと
(コピーして名称の修正を忘れている方もいるようですが(爆))
でも、コピーだけをしてしまうと
元ネタを知っている人からすると
そのサイトからサービスを受けよう!ということは
思えないのではないでしょうか。
特に地域性が考慮されないインターネットの場合、
せっかくならば「オリジナル」なものを使ってみたいと
思うのは人情ですからね。
だからこそ、自分がなにかをはじめるとすれば
今存在しているサービスと比べたときに
なにか付加される優位性がほしいと思うわけです。
同じ内容のものを提供するならばより高品質であったりとかね。
考えないといけないことだと思います。
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