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アマゾンのロングテールは、二度笑う 「50年勝ち組企業」をつくる8つの戦略 [by 鈴木 貴博 (著)

2007-02-22
アマゾンのロングテールは、二度笑う  「50年勝ち組企業」をつくる8つの戦略 アマゾンのロングテールは、二度笑う 「50年勝ち組企業」をつくる8つの戦略
鈴木 貴博

講談社 2006-10-19
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おすすめ平均

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posted at 2007/02/26

★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
  『勝ち残る会社の実例は?』

   読んでいてとってもワクワクしてきます♪
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★

☆気になったキーワード

 『自分に有利な土俵』   『バカの壁』

 『上流市場』   『いかに早く帰ってもらうか』

★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
  『会社の生存力のキーは?』
                              
   何をしているからこそ寿命が延びるのか?
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★

☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ▼『自分に有利な土俵を選ぶ』
 ▼『異なる次元をみる:カテゴリーがはっきりしない』
 ▼『いかに早く帰ってもらえるか:機能性サービス』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ▼『自分に有利な土俵を選ぶ』
  もし、あなたが乗っている船が
  【泥船】だったことにたった今気がついたとしたら
  どうしますか??

  ほったらかしにしていたら「溶けて」しまいます・・

  と・・・普通は浸水してくる水を
  どうやったら防げるのか?

  とか、溶けないように船を走らせるにはどうすればいいのか?

  などなど一生懸命に知恵を絞ると思うのですが
  一番の解決策は・・・

     陸に上がる!

  ことです。

  「船」という言葉にとらわれていると、海の上にいるときに
  事実が発覚したら、どうしても海にこだわってしまいますが
  陸に上がってしまえば・・・・

  溶けませんよね?(にやり)

  水分がなくなれば泥も固まり、絶対に沈まなくなるのです。

  このように、「戦術」として船が溶けないようにすることに 
  努力することも大事ですが
  実は。。。「戦略」としてまず自分に有利な土俵は
  なんだ?ということを実行しないといけません。

  先の例のように「戦術」を一生懸命やることができる
  優秀な人材をそろえていることは・・・
  悲劇につながりかねないという趣旨の紹介が本著にされています。

  そう、戦術で優秀であるが故に、
  戦略で「土俵を変える」ということを思いつかないかも
  しれないからです・・・

  泥船は陸に上がろう!

  インパクトで覚えましょう(笑)

  - – – – – – – – – – – – – – – – – –
 ▼『異なる次元をみる:カテゴリーがはっきりしない』
  本著は実例をふんだんに紹介しながら、ビジネスを学んでいく
  スタイルが気に入ってまるるちゃんは購入したのですが
  その中でもおもしろかったのこの事例。

  「ハッスル」ってご存じですか?

  あの柔道出身の小川や、インリン様が参加している
  格闘技です。

  と紹介するのは実は正確ではないのです。

  格闘技、プロレス、これらのカテゴリーに入らないのが
  「ハッスル」だからです。

  まるるちゃんはこの「ハッスル」のことを
  ちゃんと知らないままに、Webのスポーツニュース等で
  そんなイベントがあったんだ~ということを
  知っていたくらいの知識しかありませんでした。

  なので、ニュース記事で「小川がインリン様に負けた!」
  などと書いてあるのを見たある日に・・・

  「???????なぜ、柔道の元世界王者が
   女性に負けるんだ???格闘技で」

  とか
  「あの(狂言師)の和泉元彌が参戦って???」

  などいろんな「?」が頭に回っていたことを
  思い出します。

  この「ハッスル」のオフィシャルサイトを見てみると
  
   「高田モンスター軍」と「ハッスル軍」が戦う
   壮大なファイティング・オペラ

  という紹介がされています(一部原文省略)。

  そう、もはや格闘技でもプロレスでもなく「オペラ」・・・

  ということは、参戦しているメンツにとっては 
  戦う相手は直接の対戦相手ではありません。
 

  見てもらうお客さんとの勝負!になるのです。

  直接戦うわけではもちろんないですが、
  「お客様に楽しんでもらうエンターテイメントとして
  どう行動するのか?」を考えて、戦わないといけないわけですから
  より次元が上なのですね。

  実は・・・このようにカテゴリに収まりきらないものは・・
  「オンリーワン」として存在していくことができるのです。

  カテゴリに収まってしまうと、カテゴリ内での競争に巻き込まれますが
  それを超える存在になれば・・・
  カテゴリ内の他のメンツからは「あれは俺とは違う」と
  ほっておかれる存在になります。

  こうなると「競争がない」という最高の状態になりますよね?

  これも孫子の「戦わずして勝つ」という最上の戦略です。

  - – – – – – – – – – – – – – – – – –
 ▼『いかに早く帰ってもらえるか:機能性サービス』
  いかにして、店内の滞在時間を延ばして
  お客様にたくさんの購入をしていただくか。

  この思考法が、小売店などの発想の元に
  あるのではないかとおもいます。

  例えば、有名な「ドンキホーテ」などは
  陳列を独自に工夫して、テーマパークのように
  お客さんに楽しんでもらって「宝探し」の感覚で
  買い物をしてもらったりであるとか、

  100円ショップに行くと、考えてなかったものまで
  買ってしまう(笑)

  このあたりはすべて「滞在時間が長くなる」ことによって
  売上が高まっている論理だと思います。

  ところが・・・・富裕層相手のビジネスをしていくと
  実は、この真逆の発想が必要になることがあります。

  それは「いかにして早く帰ってもらえるか?」
  というところに特長を置いたサービスを提供すると言うこと。

  ん?ですか??

  なぜか・・・・・それは
  「時間」に対して重きを置いて人生を送ってる人たちに
  対しては、いかにして彼らの時間を「使わせないか」というところに
  焦点を置いてサービスを提供しないといけないからです。

  
  例えば、レンタカーサービス。
  海外に行かれた方はご経験があるかもしれませんが
  プレミアムなサービスを申し込んでおくと、
  事務所にて面倒な事務手続きを一切省いて
  いきなり目的の車のところに連れて行ってそのまま
  レンタカーに乗れるようなサービスがあるのです。

  空港から事務所までバスに乗り、事務所に行き
  手続きをする。これだけで結構面倒な作業ですよね?

  それが一気に短縮できるとしたら・・・
  時間を大切にするエクゼクティブならば喜んで利用するでしょう。

  富裕層でなくても、他の人の時間を代行してあげる
  サービスというのは必ず需要があります。

  その「代行」をいかにして、効率よくこなすことができるか?
  つまり「低コスト」で「高い価値」を提供できるか?

  これを実現できるならば、それだけで
  大きなビジネスチャンスです!

★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
  『有利な土俵を選ぼう』
                              
   それだけで労力が何倍も違ってくる
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
 
 本著では8つの事例を元にいろいろと解説があるのですが
 とってもおもしろいです。

 本屋さんの店頭で見つけて、即決で買いました(笑)

 タイトルは「アマゾン」がなぜロングテールで
 「2度笑うのか?」についても書かれているのですが・・・

 すでに有名なとおり、普通のリアルな本屋さんでは
 置くことができない、在庫も
 ネットで販売しているアマゾンならば品揃えとして
 提供できることが、ロングテールの魅力です。

 でも、それだけじゃなくて・・・・
 実は「在庫なし」でも販売できる!というところは
 小売業の常識からすると、とんでもない魅力なんですね。

 確かに、アマゾンの画面でたまに
 「発送まで3~5週間程度」というときがあります。

 これはつまり「アマゾンに在庫がない」ということだとおもうのですが
 それでも販売ができていますよね?

 もちろん機会損失でお客様がいなくなる可能性もありますが
 他にどこでも売ってないようなものであれば
 在庫なしで販売ができる

 在庫分のコストを出版社が抱えながら
 アマゾンが利益をだすことができるのも
 ロングテールのおかげなのです♪

 まるるちゃんもアマゾンのヘビーユーザーですが
 そんな分析もあったとは・・・

アマゾンのロングテールは、二度笑う 「50年勝ち組企業」をつくる8つの戦略
アマゾンのロングテールは、二度笑う 「50年勝ち組企業」をつくる8つの戦略

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