99.9%成功するしかけ キシリトールブームを生み出したすごいビジネスモデル [by 藤田 康人 (著)
99.9%成功するしかけ キシリトールブームを生み出したすごいビジネスモデル 藤田 康人 かんき出版 2006-11-21 posted at 2007/01/20 |
★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
『99.9%・・・・。』
すごい確率です。
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
☆気になったキーワード
『立体』 『薬事法』
『コミュニケーションミックス』 『相乗効果』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
『SPRってどんなことだろう?』
とっても強力みたい。
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☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『薬事法の対象外』
▼『ブームを作る』
▼『ニュースはないなら作る』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『薬事法の対象外』
今回の本著は、「キシリトール」の普及の舞台裏が
大きなテーマの一つになっています。
著者の藤田さんは、日本にキシリトールを普及させた
仕掛け人です。
もともとフィンランドでメジャーだったキシリトールを
日本に普及させるというのは、
全く知らないモノを普及させるという意味でとっても
大変なことでした。
それが、「マーケティングの奇跡」といわれるくらい
とってもすごい勢いで浸透していったわけは・・・・
というのが本著の話なんです。
そんな中で、まるるちゃんが「へ~」と思ったのが
PRのこと。
通常の広告では医薬品、健康食品の効能をうたうことが
とっても厳しく薬事法によって制限されています。
これによって、Web上でのアフィリエイト広告の
内容も厳しく制限されているのが、まるるちゃんもよく知っています。
が・・・PRの場合それがなんと対象外なんだそうです。
#本著によるところなので、正確に違っていたら
#当時の話かもしれませんが。
PRというのはメディアが主体的に責任を持って
とりあげるものなので、「効能」「効果」について
言及するのも、あくまでメディア自身の責任でもって
行うことである!ということなんだと。
そういわれてみると、例えば「あるある大辞典」などの
テレビ番組でも、たしかに「○○は××に効く」
などという放送をしていますよね。
このように、メディアが自分で取材して得られた事実を
伝えることは問題がないと。
これを活用するととってもおもしろい効果が
得られるんです・・・
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▼『ブームを作る』
というのも、「相乗効果」があるからなんです。
なにの?というと・・・「PR」と「広告」の
相乗効果。
例えばある雑誌に「キシリトール」の特集が組まれたとします。
その特集記事の中では、キシリトールの由来・歴史や
効能などが細かく特集されています。
その記事と同じ雑誌の中に、キシリトールの使われた
製品の広告が載っていたとしたらどうなります?
ただ単に広告が載っているよりは遙かに高い
訴求効果を生むと思いませんか?
広告というモノは、読み手からすると
「ああ、広告だね」と一歩引いて情報を得ると思いません?
でも、それが客観的な「記事」というものから
得た情報によって補強されるとしたら・・・
とっても効果が高くなりますよね?
そういう意味でさらに、相乗効果を生むのが
「専門家」との提携ですね。
専門家の観点から、「キシリトールの普及」にかんして
協力できたことはとても大きなことだったのです。
ただ、その際に「ビジネスの観点から普及させたいのです!」
とこちらの都合だけを押しつけたらどうなったでしょう?
そう、彼らからすればそんなことはどうでもいいはず。
持って行くべき話としては、彼ら専門家が
納得できる「ミッション」で手を携えたい!ということですよね。
キシリトールの場合には「虫歯の予防」という観点でした。
キシリトールによって、虫歯が予防される可能性が飛躍的に
高まるという社会性を持った目的に加えて
「予防歯科」というこれまでに未開拓だった
マーケットへのアクセスができるということが
専門家との協力体制を作り上げる上でとっても役だったのです。
このやり方は、まるるちゃん自身もいろんなところで
使いたい!ととっても強く思いました。
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▼『ニュースはないなら作る』
さて、今回の話に出てくるSPRでは
「PR」としてメディアに取り上げてもらう戦略が必要になってきます。
と、ここでみんなが悩むのは
「取り上げてもらうネタがない!」ということでは
ないでしょうか??
まるるちゃんもそう思ってしまっていますからね(^^;;)
と、本著の中で藤田さんがおっしゃっているのは
「ニュースはないなら作れ!」
ということ。
決して、ねつ造しなさいと言う意味ではないですよ(爆)
そうではなくて、事実をデータとして示せるように
自分たちで仕込むということなんです。
例えば、藤田さんがやられたのは
「もし公立小学校にキシリトールが導入され、その小学校で
虫歯が減ったらすごいニュースだよね?」
という視点です。
考えついたときにはそんなニュースはないわけです(^^;;)
でも・・・自ら動き、関係者を説得して
データを創り出したのです!
このような積極的な行動を取る人は
まだまだホントの少数派です。
ということは・・・そんな行動をとるだけで
頭一つ抜け出せる可能性が高いわけですから
考えてみる価値は非常に高いですよね♪
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
『相乗効果をねらえ!』
単独でやるよりも効果が高い
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
相乗効果というのはホントに大きなモノがあります
まるるちゃんのやっているビジネスの一つに
広告告知ビジネスがありますが、
そこで思ったのは
1誌で告知されるよりも多数の媒体で
同時期に告知された方が遙かに効果が高いこと。
ですね。
もし20誌が告知した場合
1+1+1・・・・=20
ではなくそれ以上の力を持った告知力となると
いうことを体感しているからです。
そこにさらに、告知だけではなく
ニュースとなったり、口コミとかが広がったりすると
より大きく力を持ってくることは容易に想像がつきますからね。
相乗効果をより高くするためには、異なるモノを
組み合わせるのが吉であるといえます
ただその場合逆に、仕掛け人=プロデューサーである
あなたやまるるちゃんには、いろんな才能が要求される
シビアな世界でもあるんですよね。
そう考えると、日々のインプットからしか
アウトプットは生まれませんから、読書・情報収集
人とコラボすることなんかは楽しみながら続けていこうと思います♪
99.9%成功するしかけ キシリトールブームを生み出したすごいビジネスモデル
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