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殿様ブランディングで売れる・儲かる [by ボブ 田中 (著)]

2008-02-02
殿様ブランディングで売れる・儲かる 殿様ブランディングで売れる・儲かる
ボブ 田中

日本実業出版社 2007-11-27
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posted at 2008/02/02

★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
  『選ばれるお店になりたいなら』

   小さなお店で商売をするために
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★

☆気になったキーワード

 『今のまま続けても』   『欲しいモノに変わる』

 『あっぱれ』   『情報ネットワーク』

★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
  『評判をつくるためには?』
                              
   どこに取り組もうか
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★

☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ▼『伝えるんじゃなくて「教えて」あげる』
 ▼『評判を調べて、買って、また評判にする』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ▼『伝えるんじゃなくて「教えて」あげる』
  自分が伝えたいことを伝えるのが
  ブランディングの過程に必要なことなんだそうです。

  
  ブランディングとは「漠然とすごい」ということを
  伝えたいのではなく、「○○が△△だから」
  という何に関してブランディングするのかを考えないと
  いけないからですね。

  では、それをどうやって伝えるのか?

  というと・・・伝えるのではなく
  「教えてあげる」ことだと著者のボブ田中さんは
  おっしゃいます。それも自信を持って。

  あなたのお店に付加価値があるかどうかは
  実は教えてあげない限り、だれも知らないことなのです。

  こんなに高い品質の商品・サービスを
  こんなにリーズナブルな価格で提供していると
  思っていても・・・・

  「実はあんまり伝わってない」
  ということはかなり多いです。

  毎月500人のお客様が購入してくれているサービスが
  あって、ビジネスとしてかなりうまくいっている!と思っても、
  マーケット規模が1万人規模だったら
  残りの人は知っているのに買わないのではなく
  単純に「知らない」という理由によって購買行動を
  起こしていないとしたら、とってももったいないと思いませんか?

  では、どんなタイミングを捕らえて「教える」のかというと
  最大の接点は「接客」。

  直接接する機会で「教えなくて」いつ教えるのでしょうか?

  本著の事例では「あなご専門店」の話がでてきます。
  お昼のランチなど、忙しい時間や
  回転率を上げたいと思うお店も多いと思うのですが
  ここでは、きっちりと「おいしい食べ方」を丁寧に説明するのです。

  それは。。。お客様においしく召し上がっていただきたい
  と言うおもてなしの心から説明しているのですが
  実は、これも最高の「教える」という行動になっています。

  言葉ではなく「場」の雰囲気でも同じ。
  全ての接点が「教える」という行為につながってることを
  忘れてはいけませんね。
  - – – – – – – – – – – – – – – – – –
 ▼『評判を調べて、買って、また評判にする』
  今まで、あなたがモノやサービスを買うとしたら
  どのような購買手順を取ってました?

  周りの知り合いに、経験者がいないかどうかを
  聞いて周り、知っている人をなんとかみつけだして
  評判を聞く。
  もし見つけることが出来なければ、勘で買うしかない!

  というチャレンジが行われたのではないでしょうか。

  でも、今はあなたも知ってのとおり
  インターネットがあります。

  そして、より個人が簡単に情報発信できるようになった
  「ブログ」というツールまで。

  つまり、いきなり知人に評判を聞いたり店頭に出向いて
  店員から情報を聞き出すのではなく
  そのまえに「検索」することから始まります。

  どんな機能?評判?
  そして適正な価格はいくらだろう?

  こんな情報を集めるところからスタートするのです。

  そして、実際に購入した後にすることと言えば・・・

  はい。今度は情報の担い手になるのですね。
  自分が評判を書くことによって。

  ここ実はチャンスなのです。
  というのは。。。。世の中に「自分」を広めることは
  とっても大変なこと。

  だからこそ、みんなテレビCMや雑誌・新聞などの
  マスコミを使って自分たちのことを告知しようとするわけですが
  現代の飛脚と言う言葉を本著では使ってますが
  そのインターネットという媒体によって
  その可能性を広げることの難易度がかなり下がったわけです。

  もちろんながら、マスメディアと違って
  自分たちの意志でコントロールできる裁量はかなり少なくなります。
  なにせ対象が多すぎますから。

  だからこそ、「誠実」に「自分の良いところを伝える」
  ような姿勢でもってビジネスをしていかないといけないわけですね。

★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
  『伝えやすい内容を用意すること』
                              
   じゃないと、伝播していかない
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
 
 本著では江戸時代の将軍家をテーマにコラムがでてきます。

 たしかに言われてみると「将軍家御用達」「葵のご紋」と
 言えばブランディングの象徴。

 今でも「宮内庁御用達」などは、老舗ブランドの
 価値を高めるのに使われていますからね。

 もともと徳川将軍家は
 圧倒的な武力を持って幕府を成立させた武家政権。

 でも、その後の武力ではなく「文治」の時代においては
 武力以外の所に権力の源泉を求めたというのは
 とっても興味深いところです。

 文治という意味で「ブランディング」が
 強い力を発揮したのですからね。

殿様ブランディングで売れる・儲かる
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