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デフレの正体 経済は「人口の波」で動く [by 藻谷 浩介 (著) ]

2010-06-14
デフレの正体  経済は「人口の波」で動く (角川oneテーマ21 C 188) デフレの正体 経済は「人口の波」で動く (角川oneテーマ21 C 188)
藻谷 浩介

角川書店(角川グループパブリッシング) 2010-06-10
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posted at 2010/06/15

★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
  『今の景気ってなんでこうなるの?』

   あたりまえなのに気がついていないこと
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★

☆気になったキーワード

 『人口の波』   『「地域間格差」論の無意味』

 『少子高齢化』   『生産性上昇』

★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
  『どうして景気は悪いのですか?』
                              
   ほんとうに単純な景気循環なのか
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★

☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ▼『人口の波=シルバー津波とは』
 ▼『「国民総時間」がどんどん減っていく』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ▼『人口の波=シルバー津波とは』
  本著は「デフレの正体」を読み解くという趣旨のタイトルに
  なっていますが、本質的に
  そして、耐え難いくらいに重要なのは「人口の波」
  という当たり前なのに、これまでに気がついている人
  指摘している人がほとんどいない考え方です。

  人口の波自体に触れている書籍は発表はこれまでにも
  あるのですが、私は勉強不足できちんと読んだことはありませんでした。

  さて、人口の波とは、シンガポールの偉人。
  リ・カンユー元首相がとなえる「シルバー津波」という考え方
  なのですが、今30歳の人は20年後には50歳になる。

  当たり前の考え方です。

  なにが大事なのことなの?と文字を見るだけでは
  思ってしまいますが・・・

  日本の年齢別人口を、グラフにして
  その上で時代を紙芝居のように映してみると一目瞭然です。

  いま、一生懸命「少子化対策」しても
  その結果が反映されるのは数十年後。

  高齢化はいますぐに発生する問題であり
  少子化対策とは直接関係ないのです(^^;;)

  支えるべき現役世代の人数に比べて高齢者の割合が
  多くなることがある意味問題なのですが
  その比率を不変にするためには
    
    常に一定数の人間が各世代にわかれている

  必要があり、すでにその前提条件は日本にはないのですから・・
  それを前提にして、「高齢者」の方の活動(=経済としては消費)
  をいかにして活発にしていくのか?

  というのが本来あるべき姿なのです。
  - – – – – – – – – – – – – – – – – –
 ▼『「国民総時間」がどんどん減っていく』
  経済関係のニュースを見ているとよく出てくる言葉に 
    GNP=国民総生産、GDP=国内総生産
  というキーワードがあります。

  GNP、GDPが増えたのか?減ったのか?で経済成長率を議論するくらい
  重要だと言われている指標です。

  さて、21世紀に入って、GNPは成長をつづけ
  戦後最大級の景気拡大と言われましたが
  私たちの生活実感的には、それを理解できたでしょうか??

  というと多くの人はNOではないでしょうか。
  これがなんでなんだろう?と考えたときに
  
   みんながお金を使わなくなったから
  
  というのがあるのではないでしょうか。
  これは「景気が悪いから」が理由ではありません。
  なぜならば景気は拡大していたのですから。

  もちろん景気が悪化して給料が減り、その結果
  家計防衛のために支出が減るという行動も当然あるのですが
  日本全体のことを考えてみると重要なことが
  頭から抜けてしまっている危険性が・・・

  それが本著で藻谷さんが書かれているキーワード
  「国民総時間」です。

  これは国民が経済活動に使うことが出来る時間の総合計
  として 人口×365(日)×24(時間)で
  定義するものです。

  そう、人口が減る限りこの数字は減る一方なのです。

  この国民総時間が減る時代で、内需の経済成長を続けようとする限り
  どうしないといけないのか?といえば
  一人当たりおよび単位時間当たりの生産水準(いわゆる生産性)と
  消費水準をあげない限り無理なのです。

  このうちに前者については、生産効率を上げるような機械であったり
  ノウハウや技術の革新で可能ですし
  実際その能力を高めることによって日本製の製品の競争力は
  高くなりました。

  ところが後者については・・・つまり私たち一人一人が
  たくさんのお金を使わないと成立しません(^^;;)

  となったときに、現実はどうでしょう?
  そう、デフレと言われるように、競って価格を下げる方向に
  人は走っています。
  
  そして買ったものは使われるのが普通なのですが
  そう考えると「使う時間」にも限界がある私たちにとっては
  消費水準を高めることはかなり大変なことなのです。

  そのように考えていくと、日本人が「お金持ちの行動」を
  めくじらをたてて非難しますが
  実は、彼らが一人でも多く、そして1円でも多くつかってくれることが
  内需を高める解決策として有効だということに
  国民性を転換して早く気がつかないとイケナイのではないでしょうか。

★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
  『相対値でものをかたらないこと』
                              
   でないと本質を見誤る。
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
 
 先に答えを書いてしまいますが
 本著の著者、藻谷さんの少人数勉強会に
 参加させていただきました。

 本著の内容を事前に読んでから参加しましたが
 やはりライブは違う。
 
 入ってくる「空気感」というものもあって
 その本著の内容を非常に理解できました。

 今回の書評は、そのライブ部分もふまえて
 書いているので、もしかすると本著からすこし
 逸脱してしまっている可能性はゼロではありません。

 しかし、ある意味、もっともっと大事だと思ったことを
 受け取らせていただいたと思っています!

デフレの正体 経済は「人口の波」で動く
デフレの正体 経済は「人口の波」で動く

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