超地域密着マーケティングのススメ―小さな会社は当然。
超地域密着マーケティングのススメ―小さな会社は当然。大きな会社もおさえておきたい、エリアNo.1に向けた戦略と戦術 平岡 智秀 クロスメディア・パブリッシング 2007-03 posted at 2007/04/15 |
★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
『エリアNo.1とは?』
なにをしたんでしょう。
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
☆気になったキーワード
『方言』 『ストーリーを上乗せ』
『影響力の武器』 『1位を捨てる』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
『密着するとは?』
どんな行動を取られたのだろうか
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『人生の登場人物になる』
▼『キャズムに注意しろ!』
▼『ストーリーを上乗せする』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『人生の登場人物になる』
丁寧すぎる言葉は相手の心に響かない
と言われたことないですか?
「慇懃無礼(いんぎんぶれい)」という言葉があるように
馬鹿丁寧な言葉は相手を遠ざけますし
相手が心を開いているのに、こちらの心が閉じてしまっていると
それは相手からすると
遠い存在
に感じられてしまうのですね。
「地域」という狭い商圏で自分のビジネスを勝負していこう!
とするならば・・・
「そもそも」商売ってなんだ?という原点を振り返ると・・
知り合いの○○さんが△△って仕事を始めたらしいよ。
まずは買ってみようか
という人のつながりで話が始まると言うことです。
ということは・・・相手にとって
「私」という人を認識してもらえないと
商売が始まらないのです。
これを本著の中で平岡さんは
「(相手の)人生の登場人物になる」と言う言葉で
表現しているとまるるちゃんは感じました。
相手の人生において、登場人物=個別認識される
ようになれば「○○のことなら頼もう!」と思ってもらえるように
なりますよね?
そのために最初にすることは「親密になること」というわけなんです。
自分から好きになって初めて相手が好きになってくれる
といいます。
そのための方法として、「相手に重要感をもってもらえる」ような
交流を取っていくのはとっても有効なことです。
「ほめる」というのもその一つですが
まるるちゃんがこれがなかなか出来ません(^^;;)
ただ、できるだけ心がけているのが
お会いすることがわかっている人がいらっしゃる場合には
その人についての、メルマガや著書などを拝読してから
お会いするようにすること。
これだけでも相手の方を好きになるように行動できる
第一歩なのですから。
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▼『キャズムに注意しろ!』
地域密着のビジネスは「オール・リピーター・ビジネス」であると
平岡さんはおっしゃっています。
特に、地域が「人口流動率」が低い地域であれば余計に
一度できた評判はいつまでもつづきます。
つまり良い仕事をすれば、良い評判になりますが
逆に悪い製品を取り付けてしまった日には・・・
その製品が壊れるまで「逆宣伝」が続いてしまうことにもなります。
だからこそ、常に「よい仕事」を続けていかないといけないのも
当然なのですが、製品の選択においても
注意しないといけないことがあったりします。
それが・・・「キャズム」
�http://marketing.enbiji.com/2004/08/post_8.html
を読んだことがあることはおわかりになると思いますが
この「キャズム」とは溝。
その両側にいるのは「新しいモノを積極的に採用する」人間と
逆側は「実用的」であることが優先される人間です。
何が違うのか?というと新製品がでたときに
その新製品が例えば・・・「新しいコンセプト」を
売りにしている場合だと、前者の人間は楽しみながら
これを使いますが、「実用的」であることを求める層からすると
コンセプトが新しいばかりに、使い勝手が変わっていたりすると・・・
かなり不満です(^^;;)
あくまで本来の目的は「実用性」だとすれば
その実用性が進化する方向は認めるけど、そうでない場合には
それがストレスになってしまいます。
なぜこれが地域密着のビジネスで注意が必要か?というと
地方においてはこの「実用性を求める」層の方が多いと言うこと。
となると新製品の選定を誤ると、「ストレス」に感じてしまう
ことになり。。。そのまま「逆宣伝」が始まってしまうと言うことに
なりかねないからなんですね。
何でもかんでも「新製品」がいい!というのは
マニアックな世界にいるネットビジネス系の人間は
注意が必要かも~・・・。
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▼『ストーリーを上乗せする』
さて「地域密着マーケティング」と書いたから
都会に住んでいるなら関係ないよ~と
あなたは思ったかもしれませんが・・・
実は、都会でもできるのが「密着マーケティング」
先にも書いたように、「人生の登場人物になる」ことが
神髄なのですから、都会だから出来ないということは
ないですよね?
もちろん・・・「人」が多いですから
難しくなったりする・・と思うかもしれません。
ここで発想の転換。
街に歩いている人=商圏にいるひとすべての
頭に登場する必要はないのです!
たとえば、都会の街にある定食屋。
まるるちゃんも学生の頃、都内で一人暮らしをしていて
駅前にある定食屋さんによくでかけました。
お店の人とは全然しゃべったりしなかったのですが・・・
なんども通っているうちに覚えてもらって
定食に一品おまけをつけてくれちゃったりもしました♪
そして、会うと世間話をするようにもなり・・・
あれ?「人生の登場人物」になってません?
そう、まるるちゃんの学生時代には確実に
登場人物の一人になっていました♪
サービスをよりよいモノにしていくとき
大手企業は、「組織力」というものを使って
サービスの質を上げてきます。
これに対して、わたしたち零細な企業だったら
どうするのか?と言えば・・・。
「ストーリーを上乗せする」と平岡さんは
おっしゃっています。
人生に登場するのであれば「あなた」をどのように
登場させるのか?
その登場の仕方によって、今後の人間関係の方向性が
決まるわけですからとっても大事ですよね。
ここで考えないといけないのは
ずっとつきあっていくことを考えると
「あなたと気が合う人」が集まるようなストーリーにする
ということ。
そうしていくうちに、登場人物がどんどん増えてくると
あなたと気が合わない人が入ってくる余地がどんどん
減ってきて、結果、自分が好きな相手と
好きなことをしてビジネスをしていくという環境ができあがって
くるはずですから♪
この「好きな環境で好きなこと」というキーワードは
ほんと大事にしていきたいです♪
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
『人生の登場人物になる』
心にスペースを確保してもらえるか?
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
まるるちゃんも含めて、自分の心には
スペースというモノがあります。
そのスペースの端っこでもいいから確保してもらうためには
相手のスペースを占有するという行為が必要です。
ということは。。。相手から「いただいている」わけですから
それには必ずお返ししないといけない!
そういう気持ちになることが大事ですよね。
いつもまるるちゃんが思っているのは
「相手の時間をいただくならば時間泥棒になってはいけない!」
というものがあります。
お会いしたり、メールしたり、Skypeしたり
なんでもいいのですが、相手の方の時間を
まるるちゃんに対して使わせていただいているのですから
と常に思っています。
もちろん実践できてないことも多々あり
お時間をいただき、お話を聞かせていただきながら
こんなにいただいてばかりでいいのだろうか?
と思うときも多く
とくに「成功者」と言われる方々とお会いしていると
そんな風に気後れしてしまう自分もいるのですが・・・
必ずなんらかの「ギフト」をお渡しできるように
常々心がけたいと思います~
超地域密着マーケティングのススメ―小さな会社は当然。
大きな会社もおさえておきたい、エリアNo.1に向けた戦略と戦術
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