お客のすごい集め方 [by 阪尾 圭司 (著) ]
お客のすごい集め方 阪尾 圭司 ダイヤモンド社 2006-11-17 posted at 2006/12/12 |
★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
『結果の出る広告とは?』
きれいな広告が多い中本当は??
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☆気になったキーワード
『4つのパーツ』 『ニュース感』
『レスポンスブリッジ広告』 『大事なのは情報量』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
『レスアド広告ってなんですか?』
目的を明確にしよう
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☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『芸術性は関係ない』
▼『4つのパーツと2つの部屋』
▼『周りを充実させる』
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▼『芸術性は関係ない』
まるるちゃんは今、新聞を取っていないので
最近の広告を見ていませんが、昔家に新聞があったころ
折り込みチラシには2種類あるな~と思っていました。
「きれいな広告」と「文字ばかりの広告」
の2つです。
どちらなのか?というのは見た目でぱっとわかります。
きれいな広告は写真が全面に押し出されているし
文字ばかりは当然文字が主体。
さて、このような2種類の広告で
どちらが「反応を取るため」に効果的なんでしょうか?
というと、わかっている人はすでにわかっていることですが
「文字が主体」の広告の方が圧倒的に反応を取るために
効果的なんです。
というのも・・・「きれいな広告=イメージ広告」と呼ばれる
ものは、「何がいいたいのか?」ということが
読み手に伝わってこないのです。
当事者=買う人、からすると
イメージが知りたいのではなくて、あくまで求めているのは
「商品・サービス」に関連する【情報】ですよね?
芸術性では【情報】を伝えることはできないのです。
本著の中心としてとりあげられている「レスアド」とは
レスポンスを獲得するための広告(=アド)。
そのレスポンス(=多くの場合は来店や購入)を獲得するためには
買い手が「行動を起こそう!」と思うための
【情報を提供する】というスタンスでいないといけないという
ことをまずはきっちりと理解しないといけないですね。
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▼『4つのパーツと2つの部屋』
さて、本著でとりあげている「レスアド」は
4つのパーツから構成されています。
・結果:どんなベネフィットがあるのか?
・実証:どんな理由で?
・信頼:広告への信頼感
・安心:お客様への声。
なんでこんな4つのパーツで構成されるかというと
そのキーワードは「2つの部屋」。
有名企業でない限り、あなたのことを知っている人は
ほとんどいません。
ですから、あなたの広告を見るときに
基本的には「知らない」「覚えてない」そんな状態で
あなたの広告と出会うんですね。
となると・・・・いきなり何かを売ろうとするのは
とってもうさんくさいし、うざったいもの。
では、どうするのか?というと
最初の入り口=1つめの部屋で
「結果」を示してあげるのです。
あなたが、この広告を読むことによっていったい
どんなベネフィット=いいことが得られるのか?
ここで読み手をつかめなければ
広告は捨てられますから。
で、1つめの部屋に入ってくれた人にだけ
「実証」「信頼」「安心」を説明して
お店の魅力を伝えていく形を取るのです。
これが「2つめの部屋」です。
もちろん、厳密に分かれているわけでもありませんし
もし広告がA41枚とかだったら、分けることができませんが
冒頭の「キャッチコピー」の部分でまず結果を示してあげる
と言う風に考えてあげればOKではないでしょうか。
インターネット上でのセールスレターのような
気がだんだんしてきました(笑)
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▼『周りを充実させる』
さて、冒頭に書くことが普通のキャッチコピーですが
メイン=一番大きいキャッチコピーだけがんばっていたりしませんか?
たしかに、メインのコピーは一番大事なんですが
せっかくなら資源は有効活用しましょう。
そうです。
メインコピーの周りに各サブコピーも充実させようじゃないですか
というのが本著での提案です。
メルマガは文字ばかりなので、どうも「周りの」というのが
説明しづらいのですが(笑)
人間の視覚は特定の文字をおっかけるというよりは
目についたところ全体を眺めるように数秒間ぱっと見ますよね。
で、そのときに目に入ってきた情報が
自分にとって必要なモノなのかどうか?
それによって判断をするわけです。
この「全体を眺める」ということを出来る限り有効利用するためには
メインのキャッチコピーだけではなく、その周りに書く
コピーも使って
【読み手にとってのベネフィットをできるだけ訴求する】
ことが大事なのです。
まるるちゃんが書いているメルマガ【エンビジ】は
メルマガ自体でサービスや商品を売ったりするモノではないので
結構、好き勝手なことを書いていますし
「キャッチコピー」という観点は抜けています(爆)
でも、自分が出す広告が、反応を取りたいということが
目的なのであれば、そのあたりはきちんとしないといけません。
あくまで「目的」がなんであるのか?
これによってすべてが決まってくることだけは忘れてはいけませんね。
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
『周りを充実させよう』
無駄なスペースなどない。
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「相乗効果」という言葉を本著を読んでいて思い出しました。
一つのことを集中してやるのも大事なんですが
少ない労力で同じだけの成果を得られるのならば
そちらをやったほうがいいのではと思うのです。
一般的に、ビジネスの法則として
売上=集客数×成約率×単価
というのが言われています。
売上を2倍にしようとしたときに
単価を2倍にするだけで達成しようとすると
結構しんどいですが
集客数、成約率、単価のすべてを1.3倍に出来れば
トータルでの売上を2倍以上にすることができるのです。
2倍にするよりは1.3倍にする方が遙かに簡単ですよね?
そう考えると、「自分がやっている行動の目的はなんだろうか?」
ということを常に深く考えないと
目的と手段を取り違えてしまう!ということがおきます。
本当は「アフィリエイトで稼ぐ」ことを目的にしていた
はずなのに、いつの間にか「アクセスアップ」することだけに
がんばってしまって、本来の目的を忘れてしまう・・・
そんな人がとっても多い気がします。。。
自分への戒めの言葉でもありますが(笑)
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