ビームス戦略―時代の変化を常に先取りするマーケティングとは [by 川島 蓉子 (著)]
ビームス戦略―時代の変化を常に先取りするマーケティングとは 川島 蓉子 PHP研究所 2004-02 posted at 2006/12/02 |
★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
『常に第一線にいるとは?』
栄枯盛衰が通常はあるはずですから
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☆気になったキーワード
『時代にミーハー』 『空気を読む』
『生活者の視点』 『多面体』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
『時代にミーハーとは?』
どうやって常に最先端にいるんだろうか?
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☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『時代の目利き』
▼『消費の自由裁量』
▼『市場の臨界点をどう設定するか?』
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▼『時代の目利き』
市場トレンドをつかまないと、ついていけない時代になった
と言われています。
一時前であれば、そのトレンドの変化はとっても緩やかだったので
おおまかな流れさえつかんでいればよかったし
実際、何を作っても売れると言われた時代も比較的
長く続いていましたから、特に気にする必要もありませんでした。
が、今を見てみると、モノが余っている反面
使うと決めたところには、どんどんお金を消費している
そんな感じですよね?
ということは、「いったい何が人気があるのか?」というところを
見つける力が必要なのです。
そんなときに、もっとも有利なのは実は「小売店」
なんでか?といえば、そうです
「お客様との距離が一番近い!」からなんです。
ということは、多数のお客様が求めているものという
生の情報を手に入れることができますよね。
ビームスも、お客様と直接お会いしている
店だからこそ、「時代の流れ」を読む目利き力を
持つことができたのかなと思います。
まるるちゃんの場合には、ファッションやインテリアのことは
全くわかりませんが(笑)
ビジネスをしていくときの、流れというモノを
見抜けるような力は身につけたいと思っています。
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▼『消費の自由裁量』
さて、いきなり質問です。
あなたは、来ている服のすべては同じブランドで
統一されていますか???
な~んて聴かれると、まず「YES」と答える人は
ほとんどいないと思います。
#いらしたら、ごめんなさい。
ここで「YES」と答えないということは
ある特定のブランドが選んだ「コーディネート」が
受けているのではなく、組み合わせ=「ブレンド」が
受けていることの証だと思うのです。
ブランドが選んだ場合には、選択肢がないですから
「それはお仕着せ」なんですね。
そして、それがブランドではなく、お店が
「このコーディネート一押し!」とした場合でも
ビームスの社長の設楽さんは
「コーディネートよりはブレンド」を提唱されています。
これは着る人が自分で選ぶことで「服だけではなく」
「服と人が一体となって」ブレンドを作り上げていく
イメージなんだそうです。
この導入タイミングが、とっても時代のトレンドにあっていたのでした。
というのは、ちょうど「プリクラ世代」といわれる
両親の両方共が戦後生まれの一番最初の世代が
購入者となってきた時代で、
彼らは、消費の自由裁量を幼いときから比較的潤沢に
与えられてきた経験を持って育ってきた世代でした。
なので、お仕着せではなく「自分で選べる」というところに
とってもぴったりはまりこんだんです。
時代のトレンドを読むと言う意味では
実際に売れている物、売れそうな物を予測するだけではなく
「社会そのもの」を予測する力も求められるんですね。
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▼『市場の臨界点をどう設定するか?』
ファッションというモノは売れれば売れるほどいいのか?
というと、実はそんなことはありません。
なぜなら・・・・
想像してみてください。
もしあなたの着ている服と同じ服を着ている人が
たくさん街を歩いていたら・・・。
「おお、私もみんなの仲間だ♪」
とうれしいですか???(^^;;)
そうです・・・「いやですよね」
特に女性は、自分がせっかく買ったお気に入りの服と
同じ服を着ている人を見かけるだけで、結構ブルーになると(^^;;)
そう考えると、普及率が高まってくるのはとっても
危険なのです。
ある一定規模を超えると、急激に衰えていってしまうのです。
例えば「ユニクロ」。
フリースで「流行」以上の爆発現象にまでなり
誰もが買いに行きました。
その結果・・・「ユニクロだけは着ていることをばれたくない」
などという発言がいろんな人から聞かれるように
なってしまいました。
まわりとの「差別化」をはかれなくなってしまった
ということなんですね。
人は、誰もが「自分はステキ」「秀でている」と
思いたい生き物ですから、周りと同じ!というのは
とっても困ってしまうのです・・・(^^;;)
でも、企業側としては利益を拡大していくのが
その責務ですから、販売量を増やしていく必要も当然あります。
と、このパラドックスを成立させるためには・・
商品の「投入時期と引き上げ時期」を設定する必要があります。
それによって、市場の臨界点=陳腐化を超えないように
調節してやるんですね。
このあたりは、ファッションだけに限らず
どんなサービスでも一緒かもしれません
高級化路線を追求することで「高嶺の花」を目指すもよし
逆に規模の拡大を求める際にはこの「市場の臨界点」に
十分注意を払う必要あり!ですね。
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
『目利きになる』
その分野において、一目置かれる存在になる
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誰でもそうだと思いますが、
なにか疑問点があれば、「エキスパート」に頼りたくなります。
だからこそ「その分野」での第1人者=目利きになれば
どんなことでもうまくビジネスがやっていけるんですね。
もちろん、第1人者ではなくてもちゃんとビジネスを
していくことはできます。
オリンピックと違って、ビジネスの世界では
100位でも、1000位でもちゃんと食べていくことができます。
しかしながら、1位の人よりも高い価格で価格設定をしたり
ブランドを作っていくことはできません!
となると、いつまでたっても、「自分」を売りにして
商売をしていくのが大変だということで(泣)
まるるちゃんも、まだまだ「ブランド」を築きあげるには
いたってなくて、これからの存在です。
いろんなことにがんばってみて
自分のミッションをみつける。
そしてそのために、全力で突っ走る!
そんな人生を歩んでいくためにも、自分が決めた分野の
目利きを目指しますね♪
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