お客の心に飛び込め!――実践ゲリラ・マーケティング入門 [by J.C. レビンソン (著), W. リード (著)
お客の心に飛び込め!――実践ゲリラ・マーケティング入門 J.C. レビンソン W. リード 講談社 2007-06-26 posted at 2007/08/21 |
★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
『自分のことを認知してもらうためには?』
ゲリラ・マーケティング?
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
☆気になったキーワード
『無視したがっている』 『海馬のフィルター』
『30秒しか持続しない』 『マインド・シェア』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
『「マインド・シェア」を高めるためには?』
認知なくして、購買なし
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『お客はできるだけ無視したがっている』
▼『30秒で興味を失う「移り気な鳥」に魅力的なエサを!』
▼『「心のシェア」をとるために太陽のような存在になれ!』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『お客はできるだけ無視したがっている』
あなたが聞いたことがあるかもしれませんが
「商品を買って欲しい!」と世の中に発信されているメッセージは
どれくらいあるかご存じですか?
その数、1日に約3万以上と言われてます!
そんなメッセージをすべて取り入れて、脳に蓄積していく
そんな人はいません(^^;;)
テレビであっても昔は数えるほどしかなかったチャンネルが
いまや、ケーブルテレビだったり、BS、CSと入れていくと
そのチャンネル数はうなぎ登り。
チャンネルはたくさんあるのに、流すためのコンテンツが
不足すると言うほどの本末転倒な状況になっていると言います。
そんな番組すべてを、録画しようとしているプロジェクトを
している人がまるるちゃんの知り合いにいますが
あくまで「機械」に記憶させようとしているだけであって
人間は、流れ込んで目の前にやってくるメッセージをすべて
取り入れることはありえないのです。
つまり・・・「無視」することが行動の基本に
なっているということをまず押さえる必要があります。
人間の脳は、その入り口に「海馬」を持っていて
この海馬のフィルターで、不必要と判断された情報は遮断されると
いいます。
だからこそ、この記憶の門番ともいえる、海馬のフィルターを
通り抜けることが、マーケティングの第一歩になるのですが
さて、どうします?
無理矢理押し通してもらうように、門の前で叫び続けますか?
これ、実は逆の立場から考えてみればわかりやすいかも。
あなただったらどんな情報がほしいのか?といえば
・自分の興味を持っていること
・自分の生存に必要不可欠なこと
・自分をのばしていくのに必要と感じてること
などなど、個々人によって必要な情報が実は違っているはず。
漠然としたことではなく、「とがった」何かをもっている
情報を求めているわけですね。
そして、「何かつながるぞ!」と思ったことに関しては
門番が「パーミッション=合意」を与えることで
その情報は通過できるようになるのです。
ということは、あなたの情報を伝えるためには
・顧客からのパーミッションをもらうこと
・あなたの情報に、なにか特徴があること
これを満たすのが最低条件というわけですね。
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▼『30秒で興味を失う「移り気な鳥」に魅力的なエサを!』
まるるちゃんの例なので、今は違うのかもしれませんが
小学校の授業は40分、中学・高校は50分、
大学の授業は90分とだんだん長くなっていました。
内容が難しくなるにつれて、その時間数が増えていったとも
考えられるのですが、さてその分集中力は
続くのか??というと。。。残念ながらそんなわけもなく(笑)
本著でリードさんは「人の注意力は30秒しか持続しない」
とおっしゃっています。
興味がないものに対しての時間です。
つまり「なんだか判断を付けるために」待ってくれる時間は
それほど長くないと言うことです。
Webサイトのデザインや制作をされている方は
よくご存じだと思いますが、ページが表示されるのに
ユーザーが待ってくれる時間は3秒とか8秒とかいわれていますよね。
それ以上待ってもページが表示されないと
もうあきらめて集中力が切れちゃうのです。
このわずか30秒という短い時間の間に
「それ以上の先を知りたい!」と心を奪うことが出来るかどうか
ここが勝負の分かれ目なのですね。
この【エンビジ】でもまさにそうです。
毎回毎回、すべての1字1句を読んでくれている人は
あんまりいないと思います(^^;;)
#いらっしゃったら大変感謝!
書籍のタイトルを見たり、3つの気づきの
それぞれのサブタイトルを見て
「今回は読もう、今回はやめよう」という判断を
していると思うのです。
これも「先読みたい!」という動機付けができるかどうかに
かかっているわけですね。
これがすでにブランド力を持っている著者だったり
滅多に会うことが出来ない人だったりすると
話がちがってきますが、まるるちゃんのように一般人だと
どうしても「ゲリラ的」に行動しないといけませんからね。
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▼『「心のシェア」をとるために太陽のような存在になれ!』
お客様の心の中に、あなたの存在を認知してもらうために
いろんな方法がありますが、その中で2つのネタを
紹介してきました。
どちらの方法にしても、「自分にとって必要だ!」
と思ってもらえることこそがそのキーポイント。
そんなときに、本著でリードさんがコラムに書いている言葉が
とっても気になりました。
それは、「太陽のような存在になれ!」
地球に住む私たちにとって、太陽はなくてはならない存在
です。
太陽の光がとどかなかった、氷河期・・・。
寒くて寒くてしかたなかったですよね?
この太陽のようにお客にとって欠かすことができない
存在にもしなることができれば・・・
常に頭の中にあなたのことを置いておいてもらえるはず。
こう考えれば、自然と自分の行動は「太陽になっているか?」
と振り返ることができるはずではないでしょうか。
お客様のことを考えずに、自分のことだけ考えて
「ぜったいコレがお得!」「今すぐ買ってください」
などとあおり立てることができますか??
No!のはずです。
自然体で、恵みを注ぎ続けるからこそ
私たちは太陽に感謝しているわけですからね。。。
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
『お客様のためになることだけやる。』
その「恵み」から、受け入れられるはず。
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ここまで世の中で受け取る情報が多くなってくると
当然ながら「取捨選択」する必要があります。
あなたのメールボックスでも同じかもしれませんが
まるるちゃんの場合、ちゃんと手元のパソコンのメールボックスに
入るメールの2倍ほどのメールが毎日、プロバイダの迷惑フォルダに
入っています。
そして、その判断は・・・95%以上は正しいです(^^;;)
それだけ「不要」と思われるメールが送られてきている
ということなんです。
そして手元に届いたメールでも
企業からのDMであったり、ニュース記事だったりして
しっかり読む情報となるとさらに減ります・・・。
こんな世界ですから、あなたが何か情報発信しているならば
迷惑メールフォルダに入っていたとしても
すくい上げてもらえるほどの内容を常にだしていかないといけない
そんな風に思うわけです。
もちろん【エンビジ】を初めとするまるるちゃんも
そうしないといけませんから、常に精進しています・・・♪
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