シュガーマンのマーケティング30の法則 お客がモノを買ってしまう心理的トリガーとは [by ジョセフ・シュガーマン (著), 佐藤 昌弘 (監修), 石原 薫 (翻訳)]
シュガーマンのマーケティング30の法則 お客がモノを買ってしまう心理的トリガーとは ジョセフ・シュガーマン 佐藤 昌弘 石原 薫 フォレスト出版 2006-03-08 posted at 2006/04/28 |
★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
『マーケティングで大成功したい!』
一般的にはかなり大変だといわれているジャンルです。
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☆気になったキーワード
『心理的トリガー』 『一貫性の原理』
『サルでもできる脳外科手術』 『罪悪感』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
『心理的トリガーで購買させるには?』
悪いものを買わせるわけではなく、背中を押すために。
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☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『シロップ抜きのチョコレートサンデー:一貫性の原理』
▼『巻き込む:インボルブメントデバイス』
▼『サルでもできる脳外科手術』
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▼『シロップ抜きのチョコレートサンデー:一貫性の原理』
著者のシュガーマンさんは、レストランのデザートに
「XXX」を食べたかったんです。
#すみません、具体名を忘れてしまいました(^^;;)
#今、本が手元にないので・・
でも、メニューにあるのは2つだけ
・チョコレートサンデー : 35セント
・チョコレートアイス : 25セント
そこで仕方ないので、ウエイトレスを呼んで
頼みたいメニューを頼むと、
どこへいっても「チョコレートサンデーのホイップクリーム抜きですね?」
といわれ、35セントを取られたんだそうです
#ちなみに、当時の1ドルは今よりも高価なんだそうです。
ところが、ある日、我慢するつもりで泣く泣く
「チョコレートアイス」を頼んだのですが
やっぱり我慢できなくなって
「ホイップクリームもつけてもらえる?」と頼んだところ
なんと、これがOK。
請求されたのも25セントだけだったんだそうです。
そこであるとき友人と2人で上記の2通りの頼み方をしたところ・・・
もってきたのは寸分たがわぬ同じ内容なのに
請求書の内容は・・・「25セントと35セント」でした。
これはどう考えたらいいんでしょうか?
これは「一貫性の原理」として考えることができるのです。
一旦「××」として受注したメニューは、その後のトッピングが
大幅に=利益に死活的な影響をあたるくらいまでに
影響しない限り、最初のオーダーを守るということ。
つまり、最初の決定に沿って行動するということです。
ということは・・・逆に顧客に購入してもらう場合にも
最初に何かの購入が決定した瞬間に・・・
「では××のオプションはいかがですか?」
と勧めるのが一番成約率があがるということ。
車やマンションのオプションはまさにこのパターンですね。
つまり「黄金ルール」なのです♪
その説明にアイスクリームを使うとは・・・・
シュガーマンさんは名前のとおり【甘党】ですね(爆)
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▼『巻き込む:インボルブメントデバイス』
お客様に親近感を持っていただくのに一番いいことは・・・
【巻き込む=インボルブメント】ことです!
犯罪にじゃないですよ(爆)
そうではなくて「何かに参加してもらう」ことです。
シュガーマンさんの出した広告でヒットしたものに
こんなものがあったそうです。
それは・・・「広告中にスペルミスを見つけたら1個につき2ドル引き!」
という電子辞書。
ここでわざと、スペルミスを何箇所か埋め込んだんだそうです。
「スペルミス」というWordにまで(笑)
すると、、、とてつもない大反響があり
マーケティングとしては大成功!
これって・・・「スペルミス」を探すという行動に
お客さんを巻き込んだことがとても大事なのです。
実際に「体験させる」ことによって、製品の必要性を
実感してもらうこと、もし実体験できるならば
それによって文字や広告では伝えることができない
【具体的なイメージ】までもを伝えることができるのです。
この手法が使えるからこそ、
・無料レポート(メルマガ)
・無料サンプル(物販)
・店頭でのデモ(家電など)
といった手法が、どこででも流行しているんですよね。
まるるちゃんも・・・使っていますし(爆)
【エンビジ】に興味をもっていただいたあなたに
体験してもらったり、お得感を感じてもらうことで
よろこんでいただければ、まるるちゃんもうれしいですからね♪
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▼『サルでもできる脳外科手術』
次の2つがあった場合に、どちらを信用しますか?
どちらもあなた自身が直接知らない商品だとします。
・日経新聞に掲載されているちょっとあやしげな商品
・東スポに掲載されている、正当派と思われる商品
一般的には、前者の方に信頼性が高いとの統計があるようです。
実際シュガーマンさんも、同じ広告商品を告知する宣伝が
媒体によって成果に大きな差が現れたといいます。
つまり・・・商品自体の信頼性よりも、それが掲載されている
媒体の信頼度が優先される!という事実なのです。
というのは・・・「この媒体に載るくらいだから信頼できるんだろう」
とか「媒体自体が眉唾だから、商品も・・・」と
なってしまうのです。
つまり「セールス環境」に大きな影響を受けるのが
マーケティングなのです。
よく使われる手段が
・有名人の推薦
・ブランドの構築
ですよね。
だから、芸能人が宣伝する化粧品や有名プロゴルファーが
宣伝するゴルフクラブが売れる
=> CM制作費が高騰するという流れになっているんだと思います。
まるるちゃんも、おかげさまで【エンビジ】を長く続けていますから
告知する内容に関して、たくさんの方にクリックしていただけるように
なっています。
これは「外科手術」というほど簡単なものではなく
長く続けているからこその信頼なのかもしれませんが
「著名人の推薦」などはお願いすることや、対価を提示することで
これを獲得することはできます。
それによって実績をだすためのブースターとすることができれば
「嘘」ではなく、「本当」になりますからね。
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
『セールス環境を熟知する』
少しでも有利な環境を作り出すために
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環境を熟知していれば「ミスマッチ」を起こさなくてすみます。
たとえば化粧品の使い勝手をレポートするメルマガの中で
株式の高額セミナーを告知しても、ほとんど反応はないでしょうし
逆に、女性用コスメの紹介を男性向けのアダルトメルマガで告知しても
ほとんどだめでしょう
「ほとんど」なのは女装趣味の人に有効と言うことですが(爆)
自分自身のプロデュースをする場合でも一緒ですね。
求められているところ「場」で、自分をプロデュースするのが
最も簡単で効果的なのです。
たとえば、あるグループでは「商品・サービス」は充実している
のだけれども、それを告知する手段を持っていない人が集まっている。
その場合には、「商品」を開発するサービスよりも
「告知」するサービスを売り込んだ方が圧倒的に効果的なはずです。
「開発」サービスを売り込んでも、需要がないわけですから。
このあたりは、自分が当事者ではない場合には
「なんでこんなことがわからないのかな~」と思うのですが
自分が当事者になった場合には、気が付かないことがおおいです(^^;;)
まるるちゃんも気をつけないといけないな~と思うことが
とても多いです♪
シュガーマンのマーケティング30の法則
お客がモノを買ってしまう心理的トリガーとは
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お客がモノを買ってしまう心理的トリガーとは” style=”border: none;” />
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