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なぜ、予想は裏切られたのか 「こだわり消費」のマーケティング [by 夏目 幸明 (著)

2007-08-07
なぜ、予想は裏切られたのか 「こだわり消費」のマーケティング なぜ、予想は裏切られたのか 「こだわり消費」のマーケティング
夏目 幸明

PHP研究所 2007-07-26
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posted at 2007/08/21

★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
  『ニッチが好まれる時代には?』

   これまでと違うマーケティングの考え方は?
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★

☆気になったキーワード

 『「国民的」商品』   『世間の現在進行形』

 『人間の本能』   『常識の細分化』

★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
  『商品・サービスの新規開発のポイントは?』
                              
   何かを創り出すときに・・・・。
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★

☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ▼『空振りするときは、思いっきり空振りしろ!』
 ▼『ベストセラーはどこかで時代と戯れている』
 ▼『ニッチマス戦略』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ▼『空振りするときは、思いっきり空振りしろ!』
  「紅白歌合戦」の視聴率がぜんぜんあがらないと言われて久しいです。

  そしてここ最近は、プロ野球の「巨人戦」の視聴率が
  10%を切ってしまうことが多く
  NHKも日テレもお偉いさんがかなり気を揉んでいるとか(^^;;)

  でも・・・これって本質的には間違ってない結果では
  ないでしょうか?
  それは・・・「国民的」商品の解体がすすんでいるから。

  よーは、現在に比べて選択肢が少なかった頃の状況と
  比較しても意味がないと言うこと。

  テレビであれば、地上波だけではなくケーブルや衛星などの
  多チャンネル化。
  そして、テレビだけじゃない娯楽の多様化。
  
  などなど、「選択肢が多い」社会になってきているのだから。

  「選択肢が多いかどうか」は文化の成熟度や
  豊かさの度合いを測るバロメーターでもあります。

  豊かでないころは、その限られた資源やエネルギーを
  もっとも効率の良いことを大量生産することで
  使い切ろうとしますからバロメーターになるんですね。

  
  そんな「国民的」なことが解体の方向に進んでいる現在において
  人気の商品やサービスを開発しようとするならば・・・

    空振りするときは、思いっきり空振りしろ!

  ではないかと。

  別にギャンブルをしろ!と著者の夏目さんは言っているわけではなく
  キモは平均値、ボリュームゾーンを狙ってはいけない!
  ということ。

  さきほどの「国民的」なことの解体を考えれば
  実は平均値の罠=平均にはお客さんは存在しない可能性が
  ありますよね?

  100と1にしか欲しい人が存在していないのに、平均したら 
  値が50になってしまう集団に、50のものを売っても・・・
  誰も買いませんから(笑)

  - – – – – – – – – – – – – – – – – –
 ▼『ベストセラーはどこかで時代と戯れている』
  これは、まるるちゃんもビジネス書を良く読み
  出版のマーケティングを外から素人として眺めさせてもらっている身
  からすると、とっても良く聞きますし、納得のこと。

  一般的にビジネス書は3万部を超えるとベストセラーというと
  言われています。

  3万部・・・。日本の人口のいったい何%???

  このように、普通のベストセラーは
  あるカテゴリに絞って売り出されている書籍としての 
  ベストセラーなんではないでしょうか?
  
  つまり、ある限られたパイの中で売れればよいという
  考え方ですね。

  でも、、、もっと売れるにはどうすればいいのか?
  と考えたときに、そのコンテンツが時代に少しでも
  マッチしていると・・・

  みんなが乗り越えることができない壁を越えて
  数十万部とか百万部という超ベストセラーになる!

  この時代にマッチするというのは結構大変です。
  「流行」というのははやり廃りが激しいですからね。

  といいながらも・・時代の流れを読むことがデキル人は存在しています。

  どこを見ているんだろう?
  って思いますよね???
  はい!まるるちゃんはとっても思います。

  それは・・・「次の流行は現在の流行を否定することから始まる」
  と言う視点です。

  今の流行は、その方向性の進化がある一定のところまで
  いきつくと・・・あっという間に陳腐化します。

  その「いきついた」ことによる反動で
  新しい流行が生まれていくのです。

  例に挙げるなら、数年前までは「稼ぐ」ことは
  すべてに優先するような時代がありました。
  ホリエモンが賞賛されたり、村上ファンドが全盛だったりと・・。

  でも、その流れがいきくつところまで行き着いたら・・
  今は「心の時代」というキーワードが良く聞くようになりましたよね。

  このようには。。。今の流行は、つかむことができればわかりますから
  その「行く末」を頭に描くことがデキル人こそ
  「時代の流れ」を予測することがデキル人なんでしょうね。

  - – – – – – – – – – – – – – – – – –
 ▼『ニッチマス戦略』
  もう、平均値を狙う時代じゃない!
  これからは「ニッチを狙う時代だ!」と
  ニッチマーケットに参入する人が多いですが、
  ちょっと待ってください。

  たしかに「ニッチ」はライバルも少なかったり
  価格競争にならないからおいしいマーケットですが・・。

  普通の「ニッチ」市場規模が小さいので
  実は成長余地がそれほどないことや
  「ニッチ」過ぎて、その商品を浸透させるのがしんどい
  ということが多々あるからです。

  どんな「ニッチ」を狙うのか?というと
  「マスに広がっていく可能性のあるニッチ」なマーケットです。

  例えば、英語学習。
  めっちゃ巨大なマーケットです。
  そのままこのマーケットに攻めていっても
  大手に簡単に踏みつぶされちゃいますが・・・・。

  英語学習の切り口を「ニッチ」な方法で取り組めば・・。

  最初に狙うのは「ニッチ」ではありますが
  そこを制圧していけば、どんどんと周辺領域に
  広がっていける可能性があるのです。

  最終目的・願望は大きく、でも入り口を「ニッチ」に
  とらえる戦略だからこそ、広がる可能性があると。

  そしてこの「ニッチ」な入り口を絞るというのは
  将来の可能性の他にもう一ついいことが・・・

  それは「メッセージがシャープになる」ということ。
  伝えたいことが総花的だったならば
  「結局何を言っていたんだっけ?」と
  受け手の頭には何にも残らないけど・・

  一つのことを鋭く訴えるメッセージは
  相手の心に突き刺さります。
  そして「鋭く訴える」ようにするためには
  伝えるべき相手を絞り込まないといかんのです。

  まるるちゃんはこの【エンビジ】を書くときの意識として
  自分が読んで楽しい本を紹介するというスタンスを
  持っています。

  すると、まるるちゃんと興味が異なる人には
  まずターゲットから外れますよね(笑)
  だって興味がないことには楽しさがありませんから。。

  でもそうすることによって、単なる書籍の要約では
  飽き足らないあなたとのご縁ができたわけです。

  これも「絞り込んだ」文章のおかげですよね?

★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
  『予想を裏切るために絞る』
                              
   究極は自分がほしいものをつくろう
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
 
 何かメッセージを発するとき
 あなたが手動で商品やサービスを開発するときには
 究極的には「あなたが欲しいもの」をつくるのが最強です。

 今の時代、よいものをつくったら勝手に売れるという時代では
 もうなくなりました。

 創り出したものを「伝える」「知ってもらう」ことが
 とっても大事なのです。

 そのためには・・・・
   何が相手の心をくすぐるのか?
   相手が興味を持つことは?
   メッセージを聞こうという気持ちにさせるには?

 すべて、相手に聞かないとわからないことばかり。

 聞くことが出来る相手がいればいいのですが
 早々都合良くも行かないですよね?

 でも、あなた自身が「欲しい」ものだったり
 かつて「恋いこがれていたもの」だったりしたならば
 その気持ちをメッセージにして伝えることができませんか?

 まるるちゃんは1995年のWindows95の発売の頃からの
 インターネットユーザーです。
 当時もメルマガは存在していて、ずーっと書きたいな~。
 でもネタがないな~と悶々と8年くらいがすぎました。

 
 そういう過去があるからこそ、今こうやって
 メルマガを書く楽しさが満喫できるのかな~と思っています。

 ほんと人生に無駄はないですね(笑)

なぜ、予想は裏切られたのか 「こだわり消費」のマーケティング
なぜ、予想は裏切られたのか 「こだわり消費」のマーケティング

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