結局「仕組み」を作った人が勝っている [by 荒濱 一 (著), 高橋 学 (著)
結局「仕組み」を作った人が勝っている (Kobunsha Paperbacks Business 7) 荒濱 一 高橋 学 光文社 2007-07 posted at 2007/08/06 |
★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
『自分の仕組み作りになるヒントを得たい』
最初が大変ですからね・・
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☆気になったキーワード
『シュリーマンになれ』 『ビジネスオーナー』
『ノーリスク』 『ネタを切らさずに』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
『どうやって「仕組み」をつくりあげるのか?』
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☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『フォロワーが追いつけない理由』
▼『翻訳サービスに○○を付加すると・・』
▼『仕組みを増殖させ複数の収入の流れを得る』
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▼『フォロワーが追いつけない理由』
「仕組み」と言うのは、本著の定義によれば
一度つくってしまえば、自分はさほど動くことなく
自動的に収入が入ってくるシステム
というもの。
ここの「さほど動くことなく」というのは
全く働かないと言う意味ではなく、実務の部分を
他の方にお願いしても回していくことがデキルという意味。
ということは・・・自分じゃなくてもできる
=ライバルが次々と押し寄せてくるのでは?
と思いがちですが、そんな「フォロワー」が太刀打ちできないような
秘密が、成功している「仕組み」には隠れていることが多いんです。
例えば本著で取り上げられている近藤さん。
「空港周辺の駐車場予約」のマッチングサイトを運営されているのですが
ライバルは出てきてもすぐに消えていくと言います。
それは「先行メリット」を享受している
というのだけが理由ではなく・・
近藤さんが過去の駐車場でのアルバイト経験を生かして
コンサルティングにまで踏み込んで【付加価値】のある提案が
できているからこそ、マッチングサイトの片側にいる
駐車場オーナーや運営者からの支持が熱いんです。
ビジネスを初めて、仕組みを作って公開する。
ということは、ライバルからの視線に晒されることは
絶対に避けて通れません。
そんなライバルからの追撃をかわすためには
「なんらかの特別な違い」を持っているか持っていないか?
というのは、参入障壁を高くすることができるかに
直結しますので、必ず念頭に置いておかないといけないことです・・・。
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▼『翻訳サービスに○○を付加すると・・』
世の中にはたくさんの翻訳会社や会社ではなく
フリーランスで翻訳をされている方がいます。
まるるちゃんも、サラリーマンの頃は
自分の書いた英語の論文を添削してもらうのに
利用したことがありました。
この「翻訳サービス」が仕組みになる?と聞いたら
ビックリしますか?
仲介サービスならともかくとして、そうではなくて
翻訳サービス自体が、ビジネスの「仕組み」につながるとしたら・・
というのは、翻訳サービスというのは基本的に
1対1のビジネス。
あるお客さんのために翻訳した文章は他のお客さんには
使えませんから、常に「翻訳作業」をし続けないと行けないからです・・
でも・・・ドロップシッピングで著名な富田さんは
これをどう「仕組み」につなげたのか?というと・・・
外国人向けに「英語を日本語に翻訳するサービス」。
??
??
普通は日本人向けに「英語を日本語に翻訳するサービス」
ですよね??
まるるちゃんが書き間違えた訳ではありません(笑)
正真正銘、外国人向けのサービス。
というのは・・・日本の漢字や言葉の
入れ墨・タトゥーがはやっていますよね?
ここに目を付けて、外人が英語を日本の言葉に訳したときの
文字を知りたい!という需要を満たすようなサービスにしたのです。
「意味」をしるのではなく「文字」を知りたいというサービスですから
長い文章を翻訳する必要もないですし
無料でたくさんの事例やネタを公開して、お客さんに
信頼してもらう仕組みを作ることもできます。
そして、納得してもらったお客さんから
パーソナルなオーダーが入り、成約。
この「意味」ではなく「文字」を知りたい
というニーズを見つけて仕組み化するという発想は
とっても新鮮でした。
自分の観念だけで考えていると
なかなか思いつかないことですからね~。
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▼『仕組みを増殖させ複数の収入の流れを得る』
さて、【エンビジ】でも何度も触れていますし
まるるちゃんも目標にしていることが・・・
収入の流れを複数にする
ということです。
これは収入を増やすという側面もありますが
それ以上に「リスクをヘッジする」と言うことができるようになります。
1つの収入が大きかったとしても
外部環境の変化などによってその収入があっさり途絶えてしまう。
そんな可能性は結構あります。
特に、最近はビジネスが立ち上がるのも早い反面
急速に廃れてしまうことも往々にしてありますからね。
そんな複数の流れをつくり出すのに
「仕組み」というのは高い効果を発揮します。
というのは・・
一旦「仕組み」というのをつくると、
その作り方に関してかなりのノウハウが得られます。
すると次の「仕組み」をつくる際に
メインとなる商材やサービスを変えるだけで
最初つくったときに比べて、次の「仕組み」ができあがるまでの
時間や手間が圧倒的に短縮されるからなのです。
持てるモノがどんどん加速していくのは
投資の世界だけじゃないということなんですね(^^;;)
だからこそ出来るだけ早く「一歩」目を踏み出す必要があるのです。。。
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
『仕組みを複数に展開していくこと』
その相乗効果は計り知れないモノがある。
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「仕組み」づくりときて今回の本には
まるるちゃんが大きく興味を引かれて読み始めました。
知っている事例もありましたが、逆に全く知らない事例もあって
とっても知的刺激を受けました。
自分自身が仕組みを運営していると
それに関連することってとっても興味が湧くと言うことです(笑)
まるるちゃんも最初に、【マグ広告ドットコム】という
仕組みを運営し始めて
自分がプレイヤーではなく、プレイヤーを支援する
という立場としてインターネットビジネスに関わってきました。
�http://www.1magkoukoku.com/m/
すると、自分が活動していくうちに
仕組みは1つではなく、2つ、3つとなっていくと
その効果が足し算ではなく、加速的に増大していくことに
気がつきました。
なので、今一生懸命「仕組み」作りに邁進中です。
うまくいった仕組み、うまくいかない仕組み
いろいろと経験してきたことが、
これからますますと生きていくと思います~。
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