マーケティングは愛 銀座ママ麗子の成功の教えシリーズ [by 高橋 朗 (著) ]
マーケティングは愛 銀座ママ麗子の成功の教えシリーズ 高橋 朗 ナナ・コーポレート・コミュニケーション 2005-05-25 posted at 2005/08/10 |
★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
『ママが教えるマーケティング?』
切り口に特徴があると読みたくなりますよね。
【エンビジ】みたいに♪
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☆気になったキーワード
『コミュニケーション』 『相手のことを考える』
『仮説構築』 『モノとコト』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
『新たなマーケティングとは?』
これまでのものとは何か違うんだろうか?
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☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『マーケティングとはコミュニケーション』
▼『仮説構築-事実・真実・現実』
▼『重要なのは「コト」』
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▼『マーケティングとはコミュニケーション』
こう改めて正面から問われると、ちょっとひるみますね。
漠然と捉えている概念ですから。
本著による答えは
買う気を発生させ、増加させること
そのために必要なのは、ターゲットと【2way】の
コミュニケーションとらなくてはいけないのです!
一方通行ではだめってことですよ。
勝手なことばっかり言っている上司。
相手の反応を確認せずに、お酒の席でくだをまくオヤジ
こういうのは「One Way」です・・・(^^;;)
逆らおうとすると、一方通行に踏み込んだ車のように
衝突しちゃいますからほっておきましょう・・・。
【2way】ということは、自分のことだけではなく
相手のことを考えますよね?
こういったら、どう思ってくれるだろう?からはじまり
最終的に達するのは
何をしたら喜んでくれるだろうか?
ではないですか?
つまり「愛=Love」をもっているかどうかでなんです。
商品・サービスを売る人というのは往々にして
すごいもの作ったんだぜ!すごいだろう!
という誇りが表に出すぎてしまって、自分のことしか考えてない
場合があります。
そうではなく、相手に『私たちのために考えてくれたんだ!』
と思ってもらえるようにして接しないといけませんね。
エンジニアをはじめとする理系が陥りがちですから。
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▼『仮説構築-事実・真実・現実』
相手のために何をしてあげたらいいか?
一番早いのは直接聞いてしまうことですね(笑)
こうすると、はずしませんから・・・・。
#と聞いてもはずすことのある、まるるちゃんのような例は
#横道に投げ捨てるとして(爆)
でも、聞いてしまうと「サプライズ」がありませんよね?
そこでどうするか?というと「仮説を構築する」のです。
その手法は、大きく3つの段階に分かれます。
まず「事実」。実際の事実を集めます。
でも、これはしゃかりきになって全部集めよう!というのではなく
ある程度把握する程度でOKです。
あくまで次の段階へのステップであって、これまでのように
多くの事実から結果を引き出すような【帰納法】ではありませんから。
2番目が「真実」。ここがもっともキモになるところです。
相手を絞り込んで、伝えたい「コンセプト」を構築するところ。
伝えたい信念=相手を大事にしたい!という思いであるとか
哲学・愛情なんかをはっきりさせるのが、この「真実」。
ここで相手のために「何をしてあげられるか?」を考えないと
先の例のように「押し付け」になっちゃいますから
注意しないといけないです。
そして最後が「現実」。伝えたい「真実」を広告やキャンペーンの
形に落とし込んでいくところ。
この3つをやってみて、もしうまくいかなければ「仮説」が棄却された
=間違っていた。ということになり、もう一度最初からやりなおせば
いいんですね。
これまでの【帰納法】に比べれば、時間をかけずに一つのサイクルを
まわすことができます。トライ&フィードバックというサイクルを
いかに早くまわせるか?ということは成功に直結しますからね。
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▼『重要なのは「コト」』
「やりたいことはあるの、欲しいものはないけど。」
何気ない言葉から気がついたこの事実。
たまたま、会社の仲間と話をしていたのですが
「そろそろボーナスの時期だよね~」
「だよね、でもボーナスがでたからって特に何か買おうって
ないんだよね。欲しいものは大体そろっているし」
うらやましい(笑)
というのはおいておいて、この言葉がまさに「モノ」への
欲求が低くなってきていることをあらわしていません?
だけど、まるるちゃんも含めてみんな「やりたいコト」というのは
まだまだたくさんあるはず。
まるるちゃんの場合には、それが「エンビジ」を書くことだったり
セミナーに参加することだったりするわけです。
そこにかかるお金だったら、自分にとって価値がある!と
判断すれば、どんどん払ってしまっています(^^;;)
でも、自分にとって別に欲しくない「モノ」だったら
買わないですよね。
「モノ」を欲しがるよりも「コト」をやりたい!
まさに自分に当てはめると、ものすごく実感!でした。
まるるちゃんほど偏っている人はそんなにいないかもしれませんが
実際のこととはマーケティングをやる上で、絶対に欠かしては
いけない条件だと思います~。
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
『マーケティングとは愛である』
タイトルそのままですが、読んでみると
確かにこの一言で表せることがわかります。
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小説風になっている本著ですが、とてもおもしろい!
「難しくないから一気に読めます」と謳っているとおり
すごく読みやすいです。時に専門用語もでてきますが
自然な流れでそれが解説されているからです~。
そう、難しいことでも、実は「例える」ことで
わかりやすく伝えることってできるんですよね。
でも、例えるということは「専門用語」に頼れなくなります。
ですから、ちゃんと中身を理解していないと
専門用語を要素ごとに分解して、わかりやすくできないんですよね。
だから、「ちゃんとわかっている人ほど、説明がわかりやすい」
というわけです。
まるるちゃんの実際にエンジニアとしてしている仕事を、
人に説明するのはなかなか大変。
それはまるるちゃんがまだまだエキスパートになれていないから
ともいえます(泣)
自分自身難しい話は、なるべくしたくないので
どんなことでも自分なりの言葉で吸収・経験していきたい!
と常に思っています♪
【理系の罠】に陥らないようにするためにも。
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